証券営業の天才ジョーダンベルフォート
ジョーダンベルフォートという人物をご存知でしょうか?
彼は、学歴もコネもない状態から、証券会社を起業して、26歳にして年収49億円を稼ぎだすようになったウォール街の伝説的な人物です。
彼は、稼ぎだす莫大な資産を使って、世界中の人が憧れるような遊びにも興じ、その破天荒な生き方を描いた【ウルフ・オブ・ウォールストリート】という映画も制作されました。(レオナルド・ディカプリオさんが、ジョーダンベルフォートを演じ、世界中で大ヒットした映画です。)
彼は、起業という選択をしてリッチになったのですが、彼が成功した一番の理由は彼のセールス(営業)のスキルです。彼は、抜群なセールスのスキルを駆使して、瞬く間にウォール街のトップに経ちました。そして、現在は、そのセールスのスキルを教えるモチベーショナルスピーカーとして、世界中で講演活動をしています。
営業の天才である彼が、営業の仕方を理論的に解説した本が本書です。営業を仕事にしていて、成績が伸び悩んでいる方は参考にして欲しい1冊です。
最初から営業の天才ではなかった
「営業なんて、才能でしょ?努力なんてしても無駄だよ」
「可愛がられる見た目の人が、営業で成功するんだよ。」
と生まれ持ったものが営業の成績を左右すると思っている人は、彼を参考にして下さい。ジョーダンベルフォートもはじめて新聞の営業をしたとき、全く新規顧客を獲得できずに苦悩していました。
そんな彼に、知り合いのおじさんがあるアドバイスをして、彼は営業のコツを掴み、成績をグングン伸ばしていきます。
このアドバイスについても、本書で語られています。
テクニックに集中したノウハウ本
ビジネス書に多いような、「自分が相手のことを好きになれば、相手も自分のことを好きになって、商品を買ってくれる」「常に前を向いていよう」というマインド論ではなく、声のトーンの使い方や商品を買いたいと思わせるテクニック、どんな顧客に営業をするべきか、など、実戦ですぐに使えるようなテクニックに焦点をあてた本になっています。
わたしは営業職ではないので、そこまで参考にすることはありませんでしたが、セールスのプロの考え方に触れることはとてもいい刺激になりました。
彼の人生に触れることもできる
営業のテクニック論だけではなく、ジョーダン・ベルフォートという営業の天才の人生を知ることができます。
- 子供時代にどうやって育てられたか?
- 1日で歯学部をやめたこと
- 食肉輸送会社を失敗したこと
- 証券営業以外の営業の経験
- 学生時代のビーチでの事業展開
など、ウォール街の天才がどのような人生を歩んできたかをかいま見ることができます。
本だけでなく映画も面白いよ!
本を読むのはちょっと・・・
という方は、まずは映画を見て下さい!
彼の破天荒な人生は、ちょっと下品なところもありますが、見てて面白いです。特に営業職のような、遊びも肥やしとしなければならない方は必見です!
オススメ本
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