頑張っても、時間がかかってしまう
一生懸命がんばって作業をしているはずなのに、他の人よりも時間がかかってしまう。
こんな経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか?
作業効率が悪いからといって、更にがむしゃらに努力を重ねてもうまくいかず、やる気までなくなってしまわないように、作業効率を向上させるためのテクニックを紹介します。
ビジネスだけでなく、日常的な生活にも応用できる考え方です。
作業を遅らせている原因を探す
なにか作業をするときは、様々な工程があります。
料理でしたら、
何を作るか決める→買い物に行く→食材を洗う→食材を切る→炒める→盛り付ける
といった一連の作業があります。
もし、晩ごはんを用意するだけで、何時間もかかってしまい困っているのなら、上記のどこの工程で時間がかかっているか振返りましょう。
・すごい優柔不断で【何を作るか決める】という最初の部分に時間がかかってしまう人
・包丁を使うのが苦手で、食材をすべて切り終えるのに時間がかかってしまう人
などなど、同じ料理でも、苦手な部分は人によって異なります。
原因を改善する
何が原因で料理をつくるのに時間がかかっているかわかったら、その原因を潰しましょう。
・すごい優柔不断で【何を作るか決める】という最初の部分に時間がかかってしまう人の場合
クックパッドなどの料理サイトで、その日の特集料理を作るとルールを決める。自分で迷う必要がなくなり、スマホでクックパッドのサイトにアクセスすれば、すぐに料理を決めることができます。
・包丁を使うのが苦手で、食材をすべて切り終えるのに時間がかかってしまう人
包丁使いを練習する。
1つの料理を熱している間に、もう1つの料理の食材を切るようにして、時間をかけても作業が滞り無く進むようにする。
といった具合に、工夫次第で作業効率をあげることができます。
何事も必ず原因がある
なにごとでも、作業が他人より遅い原因があります。
そして、その原因を追求せずに、がむしゃらに「もっとはやく!もっとはやく!」と努力を積み重ねてしまいがちです。
世界トップのオーケストラ楽団の中に1人初心者の演奏家が入っているだけで、演奏を台無しにしてしまいます。9割のことを完璧にこなしても、残りの1割をうまくこなせないがゆえに、全ての完成度が下がってしまうのです。
仕事が遅くて悩んでいる方は、なぜ仕事が円滑に進まないのかを立ち止まって考えてみてください。もしかしたら、たった1つの作業があなたの仕事の進行を妨げているだけかもしれませんよ?
オススメの本
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