宅浪で一橋、早稲田、慶應に合格するためには?
予備校の授業があまりしっくりきていないが、周りの受験生がみな予備校に通うから、自分も通わなくては!と思っている方はいらっしゃいませんか?
実は予備校の授業というのは非常に無駄が多く、効率のいいものではありません。大人数の生徒向けに授業をするのですから、各個人にとっては無駄が多くなるのは当然です。しかし、勉強イコール講義という固定概念から、みな予備校に高い月謝を払い、通い続けるのです。もちろん、人生を大きく決める大学受験ゆえにみんなと違うことをするのは不安になる気持ちから通い続ける方も多いかと思います。
もし、本当に最短で第一志望の大学に合格したいと思ったら、自宅浪人(宅浪)を考えてみてください。宅浪は不安との戦いがあり、忍耐力の勝負になりますが、そこさえ克服できれば、成績をあげるために最も効率的な方法です。
以前の記事にて、私が宅浪で一橋大学や、早稲田大学、慶應大学に合格したことをお伝えしましたが、実際に自宅浪人をする際に必要な4つのことを紹介したいと思います。
※以前の記事(宅浪で早稲田、慶應、一橋に受かった勉強法を紹介してみる。)
圧倒的勉強時間
宅浪で予備校生に圧倒的に優位に立てる点は、勉強時間の確保です。
予備校に通うとなると、通学に1時間かかるとして、
月に約22時間(平日22日計算)
1年で 22×12 =264時間
も移動に使うことになります。
一分一秒を争う受験戦争で、264時間という時間は大きいですよね。
したがって、宅浪を選択した場合は、この時間の多さを最大限に利用する必要があります。一日中勉強すると決めた日でしたら、睡眠で6時間、ご飯や休憩で3時間を残しても、15時間は勉強にあてることができます。
東大に合格した孫泰蔵氏(ガンホー創立者)は1日18時間の勉強をして、日本最難関大学の東京大学に合格しました。みなさんも、1年で受験を終わらせるためにも、死ぬほど勉強してください。死なないので。
勉強効率の良さを活かす
自宅浪人の強さは、最も効率よく成績を伸ばせるということです。予備校などの授業やサテライト授業は大勢に向かっての講義ですので、どうしても、まだ勉強しなくてもいい難しい内容や、簡単すぎて受ける必要がない内容が含まれています。自宅浪人でしたら、自分のペースで自分に最も最適な内容を勉強することができます。
実際の講義を受けないと、質のいい勉強ができるか不安。という方もいらっしゃるかもしれませんが、現在世の中に発行されている参考書は非常に良質なものばかりです。それもそのはずで、各予備校を代表するトップ講師が、自分の名声をかけて執筆しているからです。実際の講義で一度くらい失敗しても、みな忘れ去ってしまいますが、自分の出版した参考書のレベルが低いとなると、その講師にとっては致命傷です。参考書の売上自体が伸びないだけでなく、本業の講義の人気も下がってしまいます。
それゆえに参考書は予備校講師が最も効率的に勉強できるために創りだした最も優れた受験道具です。もちろん、自分の講義を受けてもらわないと困るので、参考書だけで勉強すれば十分とは誰もいいませんけどね。
情報収集力(良い参考書を見つける技術)
宅浪の生命線は参考書選びです。↑で世の中の参考書は優れたものばかりと紹介したのですが、一部の駄作も含まれています。いくら効率よく長時間勉強できる宅浪でも、使用する参考書が駄作では意味がありません。いつか、記事で各教科のオススメ参考書を紹介しようと思いますが、自分で良い参考書を見つけることが肝心です。
実際に良い参考書を見つける方法として、
・Amazonのレビュー
・先輩の紹介
・受験ブログ
この3つから、良い参考書を判別することが可能です。上記3つで好評化をもらっている参考書をピックアップして、あとは自分の目で判断して下さい。良質な参考書を選ぶことができますよ!
受験ブログについては5個ぐらいはいいもの見つけて、購読することをおすすめします。
・実際に模試の点数を写真で公開している
・自分と同じレベルの大学を志望している
・使っている参考書を紹介している
この3つを満たしている受験ブログを是非探してみてください。
一緒に受験戦争を戦っている気分になり、モチベーションも上がりますよ。
模試を受けない(通信講座、過去問を使う)
必要以上に模試を受けないで下さい。学校の教師、予備校教師、みな、模試を受けて自分の実力を見極めろとアドバイスしますが、はっきり言って必要ないです。自分の受ける大学専用の模試と、受けたかったら1,2回適当な模試を受けるぐらいで十分です。受験終了後、一回も模試を受けなくても大丈夫だったなと思ったぐらいです。
Z会のような通信教育で模擬的な記述問題を解き、実際の過去問で最低合格点を取れるようにすればいいのです。模試を受けるとなると、模試会場まで移動して、既に解き終わっているのに制限時間終了まで席に座らされて、ストレスだけ溜まって、成績はあがりません。
模試を受けさせるために予備校が流している【模試は受けるべきだ】というメッセージに騙されず、自分の頭で考えて行動してくださいね。※学校の先生だって、何も深く考えずに【模試は受けるべきだ】と言い続けています。
以上、宅浪に必要な4つのことを紹介しましたが、宅浪は実際に行ってみると孤独な戦いで、非常につらい経験になると思います。しかし、1年間、自分で考えて、目標に向かって、1人で闘い抜いた経験は将来の人生で大きな財産になると思います。是非、みんなと違う選択を恐れずに、最短距離で志望校に合格して下さい。
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