会社を大きくするために必要なこと。
本日、いつもお世話になっている会社(IT系)のオフィス移転をお手伝いしてきました。
まだオフィスも持っていないような状態から、たった2年で年商1億を超え、立派なオフィスを構えるようになった会社です。
ほとんどのベンチャー企業が潰れる中、急成長する会社を近くで見れたのは大きな経験となりました。
その会社は、なぜ、短期間で急成長できたのでしょうか?
各社員が経営者やフリーランスのような働き方をする
この会社で一番印象的なのは、社員が全員、経営者やフリーランスのような働き方が出来る点です。
受け持った自分の仕事に責任を持ち、必ず最後までやり切るのです。そして、120点の仕事ができるように、改善点は自らクライアントに提案します。
言われたことをしていれば給料がもらえる立場なのに、言われてもいないことを自ら率先する社員ばかりなのです。
社長曰く、最初に入った時点で仕事をするプロとしての意識を徹底的に植え付けるとのこと笑
社長直属で新人にプロ意識を植え付けるため、入社して3ヶ月ぐらいは、新人はつらい時期を過ごすようです。しかし、最初に意識を変えてしまえば、後々の成長につながるので、非常に理にかなっている方法です。
経験者ではなく、初心者を育てる。
ベンチャー企業で苦労する人材採用。
即戦力になるような人材が欲しいのは、どの会社も同じですよね?
しかし、この会社は、あえて初心者を入れて、育てることに注力しています。
ベンチャー企業に優秀な人が来る可能性は非常に低いので、低い確率にかけるよりは、若い世代を育てるほうが会社にとってプラスになるという判断です。
もちろん、業界未経験者を指導するわけですから、非常に苦労します。しかし、実戦で経験を積ませながら育てるため、半年もすれば一人前になります。
いい人材が来ないと嘆くのではなく、採用面接に来た人をいい人材に育てるということに集中したため、短期間で優秀なスタッフを揃えられました。
社長が一番働く
どうしても長時間労働になってしまうのは、会社の大きさに関わらず起こってしまうことです。
もちろん、長時間労働にならないように工夫することが大事ですが、繁忙期というのはどうしても存在します。
この会社の場合、会社全体が長時間労働が必要になってしまった時に、一番長時間働くのは社長です。
「社員に稼いでもらって、自分は楽をしよう」
という考えが全くなく、自ら率先して仕事をこなしています。
そんな社長の姿を見ているため、社員は少しでも社長を助けようと一緒に働いてくれます。
すごいブラックな風に聞こえますが、みんな本当に率先して働いているので、楽しく悲鳴をあげています笑
全員が社長のような会社が理想?
- 社員が経営者のような働き方をする
- 初心者を育てる
- 社長が一番働く
この3つが、この会社が急成長した理由だと個人的には思っています。
新ぶら下がり社員のような、言われたことだけしておけば大丈夫と考える若い世代が増えています。そんな状況でも、社員全員が経営者のように責任をもって仕事ができる環境を創りあげた結果が、その会社です。
わたしも、今は人を雇って仕事をしている身。
見習うべきところは見習わなければなりませんね!
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