リモートワークを実践する人にオススメの書籍
フリーで、ノマドワーク(リモートワーク)を実践している私ですが、普段から様々なビジネス書を読むようにしています。「道は開ける」のような定番のビジネス書から、「イーロン・マスク 未来を創る男」のような好きな経営者の伝記、「金持ち父さん 貧乏父さん」のようなベッタベタなファイナンスの本、時には「嫌われる勇気」のような哲学によった本など、様々な種類の本を読むようにしています。
恐らく、1年で15万円ぐらいは書籍に費やしていると思います(IT系の技術書も含む)。
そんな私がリモートワークを実践する上で、実際に「参考になった!」と思う書籍を紹介したいと思います。
小さな組織でも、大きな仕事ができると教えてくれた
小さなチーム、大きな仕事〔完全版〕: 37シグナルズ成功の法則
小さな組織で世界的に大成功している会社といえば、「37シグナルズ」でしょう。彼らは「ベースキャンプ」というwebアプリや「Ruby on Rails」というweb開発のフレームワークを中心に、少人数でwebアプリケーション開発を行い、大成功しました。
彼らの経営哲学は今まで正解とされていた経営哲学と大きく異なり、
・「会社は小さい方がいい」
・「失敗から学ばない」
・「長時間労働は馬鹿げている」
と一般的な経営哲学では説明できない手法ばかりです。
彼らの会社はリモートワークを実践して、優秀な技術者が世界中に点在した状態で仕事を回しています。そういったリモートワーカーを雇う時の注意点や利点を解説していて、これからリモートワークを取り入れようとしている経営者の人には読んで欲しい1冊です。
こちらの本はリモートワークに関することだけではなく、長時間労働の弊害についてや小さな会社が大きな会社に勝つための方法など、小規模な組織で働く人が参考になるような情報がたくさんつめ込まれています。
フリーランサーは小さな会社を経営するようなもの。37シグナルズが実践していることは一人の会社でもできることです。彼らの常識はずれの成功法則を読んで、あなたのビジネスを加速させて下さい。
リモートワークを実践する会社が、リモートワークに焦点をあてた1冊
強いチームはオフィスを捨てる: 37シグナルズが考える「働き方革命」
こちらも37シグナルズの本です。
先ほど紹介した「小さなチーム、大きな仕事〔完全版〕: 37シグナルズ成功の法則」は、小さな会社の戦い方について解説していて、「リモートワーク」に関してはその中の1つの要素として取り上げているのに比べ、この本は「リモートワーク」だけに焦点をあてて解説しています。
・リモートワークなんか取り入れたら、社員が働かなくなるだろ!
・オフィスでみんなで集まるからイノベーションが生まれるんだ。
・今までオフィスワークをしていたのに、急にリモートワークなんて無理に決まっている!
こういった意見を真っ向からねじ伏せるこの本は数少ないリモートワーカーのバイブルとも言える1冊です。
私たち全員、通勤時間が無駄ということは感じているのに、実際にどれくらい損をしているか気づかずに毎日を過ごしてしまいがちです。この本によると、私達は1年で300〜400時間を通勤に費やしています。そして、37シグナルズが世界で大成功を収めることに大きく貢献した「ベースキャンプ」というアプリケーションは合計400時間の工数で完成したそうです・・・
この例を読むだけで、リモートワークの優位性が理解できると思います。
日々の仕事の生産性に疑問を持っているオフィスワーカーの人も参考になることがたくさんある1冊です。
無駄を徹底的に省き「より少なく、しかし、より良く」を目指すための1冊
数多くのタスク、無駄な会議、仕事に関係のない雑談。
私たちが働く環境は、いろいろな要素で溢れかえっています。毎日、目の前にあるタスクを処理することに追われ、溜まり続けるメールに返答し続けていては、本当に大切な仕事に集中することができません。
溢れかえる業務に忙殺されないためには「より少なく、しかし、より良く」という働き方を覚えなければなりません。元々、リモートワークの良さは、無駄な通勤や無駄な会議をなくすという効率化にあります。
「無駄を徹底的にそぎ落とし、本質的な作業に時間を費やす」そういった働き方が求められるノマドワーカーは、この本が説く、業務量を減らすが、成果をあげる手法を覚えて下さい。
スモールビジネスのはじめ方を解説するベストセラー
スモールビジネスのはじめ方を、実例を交えて解説している本。
嬉しいことに、「小資本で始めるためには・・・」「スモールビジネスを成功させる秘訣は・・・」といった理論的なことではなく、ピアノ講師が自分の悩みを解決する方法を商売に変えて年収3600万円を達成したり、スノーボードを好きな人がスノーボードの技術を教えて年収1000万円近くを達成したり、リストラにあったサラリーマンが町のマットレス屋さんになって大成功したりと、実例をたくさん紹介しています。
この本でたくさん紹介されている実例は、私たちでもすぐに実践できるようなことばかりで、ビジネスの成功が身近に感じられます。「これぐらいなら私でもできるかも!!」と思えるような身近な実例ですので、個人で働いているフリーランスや小さな会社の経営者の方がモチベーションアップや新しいアイデアを得るのに有効な本です。
ブログを始めましょう!
フリーランスやリモートワーカー、ノマドワーカーの人は明らかに少数派ですよね?
少数派に属しているのだから、その経験をブログに書きましょう。ブログを書くメリットは多く、広告運用ができたり、ブログを通して仕事が舞い込んだり、ブログを通じて書籍出版の依頼が来たりします(私はまだしていませんが・・・涙)
プロブロガーになるために会社をやめて、プロブロガーとして成功した作者の本ですので、参考になることがたくさんあります。フリーランスの副業として、暇な時にブログを書いてもいいですし、オウンドメディアとしてしっかりとブログを更新してもいいと思います。チャンスを少しでも広げる意味でも、ブログは書いておいて損はないですよ?
本気でオススメの本
リモートワーク・時短・週休3日制。最先端の働き方を実践している37シグナルズの、経営指南書。 ベンチャー企業の経営者やフリーランサーなど、小さな組織で大きな仕事をしたい人にオススメの本です。
本気でオススメの本
リモートワークを推奨している37シグナルズが、リモートワークについて解説している本。 リモートワークをしたい人だけではなく、リモートワークの良さを知りたい経営者の人にもオススメです。
漫画版もあるよ!
本ブログで紹介した「一万円起業」の漫画版があるみたいです。 私もまだ読んでいないので、今度読みます笑 漫画版がでるくらいですから、やはり人気のある本みたいですね!
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