半径5メートルの野望「はあちゅう」は毎日を泥臭く生きる女性でした。

半径5メートルの野望「はあちゅう」は毎日を泥臭く生きる女性でした。

天才でもないわたしたちと同じ傷つきやすい女性

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はあちゅう 公式ブログ

 

執筆業やコメンテーターとして活躍するはあちゅうさんの著書「半径5メートルの野望」を読みました。はあちゅうさんって、大学生時代にブログを開設して、そこから有名になった印象しかなかったです。しかし、この本を読んで、彼女に対するイメージがガラリと変わりました。

 

優秀な大学を出て、大学時代から有名で、一流企業に就職して、フリーになっても大成功。そんな彼女は、Facebookのマーク・ザッカーバーグ氏やMicrosoftのビル・ゲイツ氏のように、なにをやっても上手くいってしまう天才だと思っていました。

しかし、彼女は、ちょっとした出来事でも傷つき、特に目立った才能もない、わたしたちとなんら変わらない1人の女性でした。

 

 

元々はわたしたちと同じ傷つきやすい女性

会社で嫌なことがあった。自分の思い通りに仕事が進まない。それだけでわたしたちは落ち込んでしまいます。そして、「大きな会社を経営する人や、テレビで活躍する著名人はそういったことは気にしない強い心を持っている人だから、成功しているんだ」と決めつけてしまいがちです。

しかし、現在も様々なメディアで活躍するはあちゅうさんは、元々は私たちと同じような傷つきやすい女性でした。

 

世界一のブス事件

まだ、SNSやブログが一般的ではない時代に自らの顔写真をブログに公開していたはあちゅうさん。当然、数多くの誹謗中傷が書き込まれます。特に「ブス」という中傷が多く、当時大学生だった彼女を深く傷つけました。

 

あまりにも「ブス」と中傷されるため、普段の生活でもブスだと思われていると被害妄想をしてしまい、日常生活まで楽しめなくなってしまいました。

そして、「自分よりもブサイクな人を探して安心しよう!」という歪んだ発想に行き当たり、Googleで「ブス」と画像検索したそうです。

 

その結果、彼女の顔写真がトップに出てきました。

 

 

twitterで自分の悪口を書く人の過去のツイートを読む

ブログや雑誌等で有名になるにつれて、twitter等のSNSでも悪口を書かれるようになったはあちゅうさん。そんな彼女は、自分の悪口を言っている人の過去のツイートを遡って読むこともあったそうです笑

 

そういった発言を書く人は、大体ネガティブな発言を繰り返しているらしく、その人の小物感を過去のツイートから読み取っていたそうな・・・

 

 

わたしたちと同じように心が弱かった

自分より「ブス」を探すために、googleで「ブス」と検索する。twitterで自分の悪口を言っている人の過去のツイートを読む。

これらの行動って、わたしたちとあまり変わりませんよね?テレビに出て、著書もたくさん出している著名人のはあちゅう氏も、元々は私たちと同じ心の弱い1人の女性でした。

 

 

嫌なことをエネルギーに変えられる女性

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嫌のことがあるのは当たり前。肝心なのは、「嫌なことがあっても立ち上がれるか?」それとも、「落ち込んだまま負けてしまうか?」ではないでしょうか?

一流の選手はあらゆる努力を払い速やかに立ち上がろうと努める。
並の選手は少しばかり立ち上がるのが遅い。
そして敗者はいつまでもグラウンドに横たわったままである。
by ダレル ロイヤル

 

不細工でも美人になるための努力をする

大学生まで、ずっと見た目をコンプレックスに生きてきたはあちゅうさん。彼女は自分がブサイクだから仕方ないと諦めずに、少しでも綺麗になれるように努力をしました。

 

・美人な友達の仕草を観察し、その娘がなぜ美人なのかを見つける。そして、徹底的に真似る。

・自分に合うメイクを研究する。

など、少しでも美人になれるように努力をやめませんでした。

 

 

小物がコソコソ批判している間に、自分は上に行く

ネットで批判されて、最初は落ち込んでいたはあちゅうさんですが、

 

「影で小物がコソコソしている間に、自分は上に行って見返してやる!」

と自分を奮いたたせるようになりました。

 

陰口を言われたり、ネットで批判されたり、嫌味を言われたり、わたしたちは頻繁に他人から嫌な想いをさせられます。それを「うざっ。ほんと嫌な人」と思うか、「勝手に言ってろ、お前が人のアラ探しに夢中になっている間に自分は上に行ってやる」と思うかで人生は大きく変わってきます。

 

 

幸せになることが一番の仕返し

この考え方がわたしは一番気に入りました!

なにか嫌なことを言われたりされたりしても、やり返さず自分が幸せになれば仕返しになる。

 

みなさんの周りにも小さい世界で調子に乗って周りを批判して、大きい世界で勝負すらしない大人はいませんか?そういった小さな大人が他人批判に夢中になっている間にわたしたちは上に行きましょう!

 

 

歯に衣着せぬ発言

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言いたいことは言わなきゃね

 

有名人になった彼女には毎日たくさんの質問がきます。その大半が自分で調べればわかるようなくだらない質問。そんな質問をする人達には

「ググれ、カス」

 

そういった質問に答える時間はもったいないと思い、

「あふれかえる世界のバカの相手をする時間はさらさらない」

 

必要な努力をしないで夢ばかり語る人には

「言い訳をみつけるのがうまい人生はもうやめにしませんか?」

 

「夢に向かって頑張りたいけど、なかなか頑張れません。どうしたらいいですか?」と質問する大学生に向かって

「『頑張りたいけど、頑張れないなー』と思い続ける人生で終わると思います」

 

 

こういった、私たちが普段思っているけど口に出せないことを、しっかりと口に出して発言するはあちゅう氏。そんな彼女だからこそ、絶大な女性からの人気を集めているのかもしれませんね♪

 

 

並々ならぬ行動力が彼女を有名にした

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あなたが変われば世界も変わる

 

ちょっとした発言でも傷つき、大した才能もないはあちゅうさんがここまで有名になった一番の理由は並々ならぬ行動力です。

 

「人生をつくるのは、行動だけ」

「行動するよりも、あれこれ悩んでいる時間のほうが長い人の夢は叶いません。悩んでいるフリをしても、叶える努力なんてしていませんから」
By はあちゅう

 

この言葉を聞いて「ドキッ」としませんでしたか?

 

「どうすれば仕事で成功できるか、答えを求めてビジネス書を読み漁る」「起業するためのアイデアを考えるだけで、サラリーマンを続ける」

そうやって、悩んているフリをしている間に、はあちゅうさんのような人物は既に行動に移しています。ビジネス書を読み漁る時間があれば、1つでも多くの仕事をこなしましょう。アイデアを考えつづけているぐらいだったら、今すぐに起業しましょう。

 

考えているだけで満足し、実際に行動に移さないビジネスマンがほとんどです。だからこそ、実際に行動に移せる人物が成功できるのです。

 

 

身近な成功者をみて、自分もできると思える

はあちゅうさんは大学生時代に、自分と同い年の大学生が成功している姿をたくさん見てきました。そして、「わたしと同じような境遇で、同じ年の人間が成功しているのなら、わたしでも出来るかも」と思い、自らも努力を続けられたおかげで、大学生時代にブログで有名人になれたのです。

 

自分と同じような境遇で成功している身近な人を見て、「彼らはわたしとは違うんだ」と思うか、「わたしと同じような彼らでも、成功できたんだから、私でも出来る!」と思うかで、人生は大きく変わっていきます。

 

 

目の前のことに集中して、小さな夢を叶え続ける。

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まずはできることに集中して。

 

「日本を代表するような大企業を作りたい」「武道館でライブがやりたい」「ベストセラー作家になりたい」といった大きな夢をもつことは素敵なことです。

しかし、大きな夢をもちつつも、目の前の小さな夢を叶え続けることが重要なのではないでしょうか?

 

自分の日常の半径5メートルの景色を変える

「暇になったらやろう」とか「いつかやろう」と思っている人の夢は一生叶いません。今を変えられる力のない人が、未来を変えられるわけがないのです。
Byはあちゅう

 

なんとも痺れるお言葉!笑

「明日から頑張ればいいから、今日は遊ぼ!」「明日からダイエットするために、今日はケーキ食べてストレス発散」など、わたしたちは「明日から変わる」という言い訳を作って今日を遊んでしまいがちです。

しかし、今日頑張れる人間だけが、明日も頑張れるのではないでしょうか?

 

漫画カイジに出てくる大月班長も

「明日から頑張ろう」という発想からは どんな芽も吹きはしない・明日から頑張るんじゃない 今日 今日だけがんばるんだっ 今日をがんばったもの 今日をがんばり始めた者にのみ 明日が来るんだよ

と名言を残しています。

 

変わる自分に酔って、「今年はすごいことやるぞ!変革の年だ!」とか毎年1月にツイートしているような人生にはならないようにしましょうね。

まずは自分の身の回りのことを一生懸命頑張る。そうやって、半径5メートルの景色を変え続けることで人生は変わっていきます。

 

 

結局はただの女の子。しかし、すごいポジティブで努力家

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毎日傷つきながらも少しずつ進もう

 

ネットでの批判に傷つき自分よりもブサイクな人を探そうとするような大学生が、批判を燃料にし、持ち前のガッツで努力をつづけた結果、多くのビジネスマンが憧れるようなキャリアウーマンになりました。

半径5メートルの野望」には、ここでは語りきれなかった「自分の半径5メートルを必死に変え続ける泥臭いひとりの女性」の姿が描かれています。

 

毎日の仕事にやりがいを感じない人。コンプレックスが原因で、前に進めない人。強く生きていきたい人。常に変わりたいと思っても、変われない人。

現代を生きる多くのひとにオススメできる著書です。

 

はあちゅうさんの生き方や、人間性にすこしだけ触れてきたので、最後は彼女の名言で締めたいと思います。

 

 

 

「ピンチは成長痛」

 

今回紹介した本

半径5メートルの野望

今回紹介したはあちゅうさんの本。主に彼女の日常の想いや決意が綴られています。わたしたちと変わらない傷つきやすい女性である彼女が、持ち前の負けん気と気合で駆け上がっていく姿が描かれています。

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おすすめ本

武器としての書く技術

はあちゅうさんと同じように「ブログを書く」ことで有名になった人物。はあちゅうさんと同じように歯に衣着せぬ発言でよく炎上しています笑

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