フリーランスのwebデザイナーが収入をアップさせる方法
- フリーランスwebデザイナーとして働いているが、思ったように収入が増えない。
- 企業で働いているwebデザイナーだが、将来フリーランスで仕事がもらえるか不安
- フリーのwebデザイナーとして朝から晩まで働いているのに、満足いく収入を得られない。
という悩みを抱くwebデザイナーは多いのではないでしょうか?
少しでも案件を獲得できるように、クラウドワークスやランサーズのようなクラウドソーシングサービスに登録するが、案件がほとんど来ない。もしくは、来たとしても低報酬の案件ばかりで、満足いく収入が得られない。
中小企業や個人事業主に無差別に営業メールを送っても、返事すら来ない。
結論から言うと、そういった努力は大切な時間を使い、身を削るだけです。フリーランスとして働くwebデザイナーなら、正しい努力を積み重ねることさえ出来れば、満足行く収入を得ることができます。
実際にフリーのwebデザイナーとして、年収1000万超えしている友人はわたしの周りにはたくさんいます。
本日は高年収を稼ぐwebデザイナー達に共通する仕事術を紹介します。
新規営業を重要視しない。既存顧客を大切にできるwebデザイナー
収入を伸ばす = 新規の仕事を増やす = 新規顧客開拓のための営業
この図式のように、「収入を増やすためには新規で仕事を得る必要があり、新規で仕事を得るためには新規顧客開拓する必要がある。」
と、新規でweb制作会社の外部パートナーになったり、クラウドワークスやランサーズなどに登録していませんか?
フリーランスのwebデザイナーが新規営業に力を入れることは、無意味に終わることが多いです。
というのも、web制作会社の外部パートナーになった場合はweb制作会社に多くのマージンを取られ、単価が下がります。クラウドワークスやランサーズなども基本的には単価が低い案件が多いです。
こういった理由で「仕事は増えるが、単価が低いため作業量の割に収入が増えない」というwebデザイナーは非常に多いのが現状です。
今のクライアントを大切にする
フリーランスのwebデザイナーが収入を増やすために大切なのことは、現在のクライアントを大切にすることです。
- 納期より早く納品する
- クライアント企業の為になる提案をする
- メールの返信を早くする
- 多少無理な納期の案件も受ける
など、現在のクライアントを大切にするための行動は数多くあります。
こういった、現在のクライアントを大切にできるwebデザイナーの元には、そのクライアントから新たな案件が来ます。また、そのクライアントが他のお客さんを紹介してくれたなんてこともよく聞く話です。
営業が得意ではないフリーランスのwebデザイナーは、新規顧客開拓をするのではなく、今担当している仕事と120%の力で向き合うことによって、仕事が増えていくのです。
新規顧客開拓するのなら、身近な所から
「新規顧客開拓」というと、企業に営業に行ったり、新しいパートナー企業を探すと思っているフリーランスのwebデザイナーが非常に多いです。
しかし、わたしの身の回り(わたしも含め)のwebデザイナーは身近なところから仕事を獲得しています。
例えば
- 既存のクライアント先で優秀な仕事ぶりを示していたら、その会社の他部署から仕事の依頼がくる。
- SNSで「web制作始めたよ」と呟いたら、友達から依頼があった
- web制作をしていると知っている友達から、ホームページを作りたい人を紹介してもらった
- 知り合いのwebデザイナーが、多忙のため案件を受けられなくなってしまい、おこぼれをもらった
など、身近な知り合いや友達から新規案件をもらい、継続案件になるというパターンがほとんどです。
webデザイナーであることを周りに伝え、あなたが信用できる人物であれば、自然と仕事はやってきます。
フリーランスwebデザイナー必須のスキル。スピード!スピード!スピード!
フリーランスのwebデザイナーに求められるスキルは「スピード」です。
企業で働くwebデザイナーなら、どれだけ早くweb制作ができても、収入は増えません。しかし、フリーランサーの場合は、制作スピード=制作量なため、収入が激的に上がります。
ただ、スピードを優先する余り、サイトの質が落ちては本末転倒です。webサイトのクオリティを保った状態で、最短で制作ができれば、クライアントもあなたもハッピーです!
以下で、web制作のスピードを向上させるテクニックを紹介します。
ショートカットキーを使う
当たり前すぎるのですが、意外と忘れている「ショートカットキー」
わたしは最近、Photoshopのweb用に保存は「Shift + alt + command + s」がショートカットキーであることを知り、感動しました笑
web業界では当たり前だと思われていても、案外使っていないショートカットキーはあるものです。普段の業務から、「これはショートカットできるのでは?」と思う癖をつけましょう。
流用できるソースを残しておく
コーディングをするときに、流用できるソースを保存しておきましょう。
例えば、スライドショーはプラグインとソースを保存しておけば、5分でサイトに組み込むことができます。
1分でも早くサイトを制作するために、使えると思ったソースは保存しておきましょう。
※また書けばいいや!と思って保存しないわたし・・・
検索する回数を減らす
web制作の技術面でつまずいたときに、google検索で調べることは大事なことです。
しかし、1つのwebサイトを作るだけで何回もググっていたら時間がもったいないです。
「わからなくてもググればいいや!」と思うのではなく、「ググらずに制作できるようになろう」と常日頃から技術力の向上を意識すると、webデザイナーとしてレベルが上がるだけではなく、制作スピードも格段と上がりますよ♪
アシスタントを雇う
フリーランスで活動するwebデザイナーは、1人で仕事をすることが多いと思います。しかし、お金に余裕があれば、1人アシスタントを雇うと制作スピードが格段に上がります。
わたしの場合は、週3でアシスタントの子に手伝ってもらっています。バナー作成や簡単な修正など、2人で手分けして作業をすることで、作業効率が上がりますよ!
ポートフォリオを作っておく
「webデザイナーなんだから、ポートフォリオぐらいあるに決まってるだろ!」
というツッコミが聞こえてきそうです笑
しかし、案外、人に見せられるポートフォリオがないwebデザイナーは多いです!
企業からの依頼でサイトを作るが、実績として載せられない案件がほとんど。そうこうしているうちに昔作ったポートフォリオサイトはダサくなってしまった。新しくポートフォリオサイトをつくるのもめんどくさい・・・
そういった形で胸を張って公開できるポートフォリオサイトがないwebデザイナーがいるのです。
SNSで「こんなサイト作れます!」って公開出来るだけでも、知り合いがお仕事をくれるかもしれません。そのためにもポートフォリオサイトは作っておいた方がいいでしょう。
結局は身の回りを大切にして、情報を発信しているwebデザイナーしか生き残れない。
- 今もらえている仕事に感謝して、全力でこなす
- 自分がwebデザイナーであることを周りに伝える
- 信頼される人物になる
- 受けた案件は早く・丁寧に!
- 常に技術力の向上を!
- ポートフォリオを作って、出来ることを伝える
という基本的なことができているwebデザイナーがフリーランスとして成功します。
「優れた営業は、当たり前のことを当たり前にこなす」と以前の職場の先輩に教えてもらいました。
当たり前のことを当たり前のようにこなせる人には、新しい仕事が来るという意味です。そのときは「そうなんだー」と聞き流していたのですが、今となってはこの言葉の重みと難しさを実感しています。
フリーランスのwebデザイナーであるわたしも「当たり前のことを当たり前にこなせる」ように、日々精進したいと思います!
業務を効率化するために必要なCSSの知識
Web制作者のためのCSS設計の教科書 モダンWeb開発に欠かせない「修正しやすいCSS」の設計手法
BEMやSMACCSなど、最新のCSS設計を学ぶことができる技術書。わたしはこの本を読んで、業務スピードが激的に上がりました。ただ、CSSとHTMLの知識がある程度ないと、理解ができないため、ある程度ホームページを作ったことがある人にオススメの本です。
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