一般人にファンがつく時代。
テレビの向こう側の私達の憧れのアーティストや俳優。彼ら、彼女らが普段どんな生活をしているかも検討がつかない。一種のカリスマ的存在。そのようなカリスマ性や、特別な存在がゆえに、１人の俳優やアイドルの写真集が飛ぶようにうれ、国民全体で１人の人間に熱狂する時代もありました。
しかし、時が経ち、技術が発展し、社会が変わるにつれて、人々のファンになる対象が変わってきています。
テレビや雑誌、新聞といった主要なメディアが限られていた時代は、少数のそれらのメディアに露出ができる俳優やアーティストにファンが集中しました。
一方、現代の私達はYoutubeやVineをはじめとする動画共有サービス。Twitter、Facebookを筆頭に人々の生活に深く入り込んでいるSNS(ソーシャルネットワークサービス)。tumblrやLINE BLOGのようなブログサービス。それら様々なWebサービスによって、自らメディアを立ち上げることが可能になっています。
個人でメディアを持ち、発信する。
Youtubeを使って、自分の好きなことを発信して多くのファンをもつ「ヒカキン」さんなどはみなさんもご存知ではないでしょうか？彼は自分の得意なヒューマンビートボックスの動画をYoutubeにアップして、多くのファンをつけました。
ヒカキン氏の代表作 (Movie By youtube)
彼は、Youtuber(Youtubeを生業にする人達)というアーティストとして誰もが羨むような地位を確立しました。一般人が自由に動画を投稿し、人々の興味を引く動画はSNSやLINEでシェアされる時代だったからこそ、彼は有名人になれたのではないでしょうか？
ヒカキン氏だけでなく、はじめしゃちょーさん、マックスむらいさんなど、youtubeでファンをつけて、有名人になった方はたくさんいますよね。こちらにyoutuberの人達の予想年収などを出しているサイトがありますので、興味がある方は是非見てください。
※動画の閲覧数などから推定して算出しているようです。
日本だけでなく、海外でもVineやInstgram,twitterなどのSNSを利用して多くのファンを有する方は大勢居ます。例えば、若干21歳のキャメロン・ダラス氏はエンタメの時代の変化を見抜き、その潮流にのって世界的有名人になった人物の１人です。
ダラスは、Vineで面白い6秒動画を投稿し、SNSで人気が出たことがきっかけで、10代の若者が彼の様なネット上の有名人と会えるサロン「Magcon」を設立しました。
参考：19歳のメディア王 タヴィ・ゲヴィンソンらが見つめる未来
始めること。そして、続けること。
彼らのことを知り、自分でもできるかも？と思った方は多いのではないでしょうか？
来る日も来る日もオーディションを受け、事務所に所属し、大きな舞台でも実力を発揮できるように毎日稽古を積む。そして、いつか有名になる日を待ち望む。
そういった生活をせずとも、家で自分の得意なことを動画に撮りyoutubeにアップする。自分の思いの丈をブログに綴る。自分の毎日のファッションをSNSに投稿する。そのような簡単なことからスタートしてもファンが付く可能性は十分にあります。
この記事で紹介した有名人たちも、最初から何万人もファンを作ろう！と思って発信したわけではないでしょう。自分の好きなこと、得意なことを世の中に発信したい！という純粋な想いで情報を発信し続けた結果が今の彼らにつながっているのです。
あなたの特技を面白いと思ってくれる人や、あなたの想いに共感してくれる人は必ず居ます。そういった人達がファンになり、ファンがファンをよび、気づいたら数えきれないほどのファンがついてしまうのかもしれません。
あなたも是非、自分のファッションや特技、伝えたいことを発信して下さい。気づいたらファンができているかもしれませんよ？
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