私が英語の成績を1年で劇的に伸ばした方法
「転職や就職に有利になるようにTOEICで良い点数が取りたい。」
「将来、世界中を飛び回って仕事をしたいから英語を学んでおきたい。」
「受験で英語の成績をあげなければならない。」
などなど…
理由は様々ですが、英語の必要性を感じて勉強しても、全然英語が使えるようにならないと悩んでいる方も多いと思います。
私も学生時代は英語が苦手科目で、勉強しても成績が上がらず、半ば諦めかけていました。
しかし、受験を機に勉強法を変え、1年間で英語の成績を急激に上げることができ、TOEICも外資系企業への転職や就職に必要な点数はとれるようになりました。
そんな私の英語の勉強法を紹介したいと思います。
学ぶ目的を明確化する
「なぜ、英語を学ぶのか?」
という問いに答えられるようにしましょう。
なんとなく、「英語ができるようになりたいなぁー」ぐらいの感覚よりは、
「外国の人と会話してみたい!」
「受験で英語を武器にしたい!」
「絶対に外資系企業に就職して、グローバルに働くんだ!」
みたいな確固たる決意をもっている方が英語はできるようになります。
1年で英語をマスターして、その経験に関する本を執筆された
元ソフトバンク社長室長の三木雄信氏
も英語を勉強する目的を明確化したほうがいいと主張しています。
※参考:http://shuchi.php.co.jp/article/2141
明確化することの目的は、勉強スタンスが変わってくるからです。
もちろん基礎的な勉強法は一緒ですが、
外国人と会話してみたいという方は「リスニング」や「スピーキング」の勉強を中心に、
大学受験で英語を得意科目にしたい方は「リーディング」や「文法」、「ライティング」の勉強に時間を割くほうが効率的です。
また、暗記する単語や構文自体も目的によって大きく異なります。
日常会話をマスターしたい人が、「書類」とか「経費」などのビジネス単語を暗記しても意味が無いですよね。
まずは単語と構文を一気に覚える。
最初に単語と構文を一気に覚えてしまいましょう。
英語の勉強をする上で、単語がわからないから文章が読めなかったり、構文を知らないから意味がとれないってすごく時間がもったいないですよね。
すこし読んだら、わからない単語に遭遇して、辞書をひく。
また、すこし読んだら、すぐに辞書・・・
こんな勉強の繰り返しだと中々前に進めませんし、全然楽しくありません。
そんな事態にならないためにも、先に単語と構文を一気に覚えてしまいましょう。
「単語なんてめちゃくちゃいっぱいあるんだから、先に単語を覚えてから勉強を開始するなんて無理だ」
とツッコまれそうなのですが、実際には単語は2〜3000語暗記すれば十分です。
理由として、一般的に使用される会話や文章などは約3000種類の単語で8〜9割がた構成されているからです。
例えば、ソフトバンク創業者の孫正義氏のある英語のスピーチは93%が必須単語3000語(オックスフォード大学出版が規定)で構成されていて、残りの7%も日本語英語として使われる「アントレプレナー」などの私達でも理解できる単語ばかりで行われました。
※参考:http://president.jp/articles/-/16204
以上のことから、まずは英単語、構文を一気に覚えてしまいましょう。
大学受験用の単語帳(DUOやシステム英単語)で十分です。
「精読」文章構造を理解する。
単語と構文を暗記し終わったら、次は精読をしましょう。
精読というのは、文章の構造を理解するように文を読み進めていくことです。
この文の動詞はこれで、この関係代名詞はここにかかっていて、この前置詞は・・・・・・・・・・
といった具合に、文章を構造的に分解して理解していきます。
精読の勉強をすることで、しっかりと英語の文意を取れるようになり、英語学習の土台となります。
・ポレポレ英文読解
を勉強した後に、
・英文解釈教室
・英文読解の透視図
のどちらかを勉強すれば完璧です!
上記の英文解釈の参考書は1回読むだけでは意味がなく、何回も繰り返し勉強してやっと身についてきます。
最低でも5周は同じ参考書を勉強して、知識が定着するようにして下さい。
同じ文章を50回は読む。只管朗読
【只管朗読】
この言葉に出逢わなかったら、恐らく私の英語の成績は一生伸びなかったと思います。
「只管朗読」というのは、同じ文章を繰り返し朗読し続けることです。
精読が終わったら、この勉強法を行って下さい。
英語の勉強を本気でしていた時期は、同じ文章を最低でも50回は音読していました。
音読のいいところは、
英語の文章を日本語に変換して理解するのではなく、英語を英語のまま理解して読めるようになる
ということです。
50回も同じ文章を音読すると、その文章に出てくる単語や構文を暗記できますし、母国語のようにスイスイ英文を読む感覚を得ることもできます。
英語は所詮言語。嫌になるほど繰り返していれば、身についていきます。
みなさんも小さい頃、国語の教科書を何回も音読させられましたよね?
そんな感覚で、同じ文章を完全に理解できるようになるまで何回も音読を繰り返してください。
「音読?そんな子供っぽい勉強法意味あるの?」
と思うかもしれませんが、騙されたと思って、トライしてみてください。
びっくりするほど英語ができるようになりますよ!
文法書は一冊をのんびりやりましょう
一応、文法書も勉強しましょう。
英語の基礎となる部分ですので、ゆっくり時間をかけて、勉強して下さい。
私のオススメは「Forest」という文法書です。
紹介してきた勉強法を進めていくのと平行して、文法書を読書感覚で読み進めていけるとグッドです!
以上、英語の勉強法を紹介していきましたが、「只管朗読」という勉強法は本当に優れていて、
音読するだけなのにリスニングやスピーキング、リーディング、ライティングのスキルが総合的に伸びます。
私はそこまでリスニングやスピーキングの勉強はしてこなかったのですが、TOEICのリスニングは450点/495点ぐらい取得でき、会話も最低限できました(2年ぐらい会話していないから今は不安(汗))
英語を身に着けたいと思われている方は是非参考にして下さいね。
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