webエンジニアやイラストレーターなどの専門的知識を必要とする職種から、翻訳家やライターなどwebの知識をあまり必要としない職種まで、ノマドワークに向いている仕事はたくさんあります。しかし、ノマドで働くためには、どの職種でも最低限のPCスキルは必要となります。
翻訳家やライターなどの文章を執筆する職種は、メールとテキストエディターを使用できれば、それ以上のPCスキルは不要に思えます。テキストエディターで文章を執筆して、メールで送ればいいだけで仕事が完結するため、それ以上の知識を身に付ける必要性を感じないかもしれません。しかし、それら文章を執筆する仕事であっても、ノマドで働くためには相応のPCスキルが必要とされるのです。
翻訳家やライターに求められるPCスキル
翻訳家やライターに求められるPCスキルとは？
お客様都合で、自分の普段使っているテキストエディターが使えないことも・・・
・テキストデータではなく、ワードファイルとして入稿して欲しい
・記載して欲しいテンプレートをエクセルで作成したから、エクセルに記載して返信して欲しい
など、お客様都合で、自分が使用しているエディターを使用できない可能性がありますし、エクセルなどの表計算ソフトに文章を入力して欲しいと頼まれるかもしれません。
そのため、最低限、世の中一般的に使われているアプリケーションは使用できるようにしましょう。
CMS（コンテンツ・マネジメント・システム）を使用している可能性
紙媒体ではなく、web媒体の仕事が増えている昨今、独自の記事入稿システムを使用している企業が増えてきています。独自の入稿システムを使用している理由のうちの１つに、記事制作の業務効率化があります。
テキストファイルで送れてきた文章を、企業側でwebに載せられるようにコピーするのは手間がかかりますよね？手作業でコピーをするとなると、コピペミスによる脱字が発生する可能性もあります。
それらのリスクを解消するために、ライターが直接入稿できるシステムを使用せざるを得ない可能性があり、ログインやログアウトなどの基本的なCMSの操作法から、独自CMSゆえの機能についていかないといけません。
企業からしても、ITリテラシーが高いライターを雇いたい理由はあるのです。
画像加工などの付加価値の提供
記事の執筆をするさいに、その記事に使用する画像を加工できる技術なんかあったら、企業側からしたらめちゃくちゃ嬉しいですよね？
文章を書く人が、一番ピンとくる画像を選び、加工して、提出する。そんな、他のライターにない付加価値を提供できれば、あなたの評価は確実に上がります。
翻訳業は別にして、ライティング業は参入障壁が低い職種ですので、すこしでも付加価値をつけて、仕事をゲットしましょう。
検索リテラシー
記事を執筆中に調べたいことがあったとき、あなたならどうしますか？
図書館で調べる？有識者に電話する？
様々な方法があると思いますが、まずはgoogle検索をするのではないでしょうか？google検索が一般的になりすぎて、調べ物があったらgoogle先生に聞くという習慣ができあがっていますが、ネット上の情報は真実だけとは限りません。間違った情報も多く載っていて、どの情報が正しい情報かを見抜く知識が必要です。
また、求めている情報にたどり着くためには、どのような単語の組み合わせで検索をかければよいのかを見極めるセンスも必要になります。
このように、執筆作業中に調べ物が出てきた時に、作業をスムーズにすすめるためには、検索リテラシーが重要となってきます。
以上のように、ノマドで働くために最低限必要なスキルを紹介しました。これらのスキルは、webエンジニアやデザイナーならば当然持っていなくてはいけないスキルですが、ライターや翻訳家などのweb技術を必要としない職種でも求められるスキルです。
ノマドとして働くことを目標にしている人は、最低限のwebの知識は習得してくださいね！
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