たった3冊で受かる世界史の勉強法。MARCH編
コチラの記事で、以前紹介しましたが、私は偏差値30代から宅浪を経て、一橋、早稲田、慶應などの難関大学に合格しました。その際に、世界史を受験科目で選択し、予備校の授業を全く受けずに、学校の授業も受けず(高校では日本史選択でした)、参考書だけの勉強で、大学に合格しました。数学と英語と世界史が得意科目だったのですが、世界史は、全国一橋模試で、全国10位ぐらいをとったことがあるほどの得意科目で、実際の一橋の受験の時も、恐らく世界史の点数で受かったんだろうなぁと思うぐらい、日本最難関と言われる一橋世界史を攻略することができました。
受験が終わった後に、正直な感想として、世界史は3冊(シリーズ物はまとめて1冊として)の参考書さえ勉強しておけば、マーチレベルは余裕で最低合格点が取れるだろうなと思ったぐらい優秀な参考書があります。本日はそれらの参考書を紹介します。
ナビゲーター世界史B
こちらの参考書、本当に優秀です。下手したら、この参考書だけ勉強しておけば、大学受験の世界史は十分なのではないか?と思うぐらい、秀逸な参考書です。
私は宅浪時代に、この参考書を40周は読みました。1年間読み続けていた本といっても過言ではありません。使い方も非常にシンプルで、
・章ごとにわかれているので、各章ごとに何回か本文を読む。
・本文を読んだら、付録でついている問題集に回答する
それの繰り返しです。
恐らく、1年間で、40回はすべての章で、上記作業を繰り返しました。何十回も同じ参考書を繰り返すことは意味がないと指摘されそうですが、ナビゲーター世界史には受験に必要な知識の大半の部分が含まれているため、この参考書だけを完璧にすれば合格できるという自信から、このような勉強法を行いました。
マーチレベルの問題でしたら、この参考書だけ完璧にすれば、大丈夫です。もちろん、答えられない問題も出るでしょうが、そんな問題を正解するために出題される確率の低い細かな知識を覚えるぐらいだったら、出る可能性が高い重要な知識を完璧にしてください。
一問一答系の問題集
ナビゲーター世界史は文章がメインの参考書ですので、文化史などのただ暗記するだけの問題には弱いです。そこを補うために、一問一答系の問題集を使用して下さい。私のオススメはZ会の「入試に出る 世界史B 用語&問題2000」だったのですが、Amazonを調べた所、もう販売されていなさそう?本屋さんには置いてあるのかな?という感じなので、自分が使いやすそうなものを選んで使って下さい。
選ぶポイントとして、
・内容が細かすぎない
・持ち運びやすい
という2点さえ気をつけてもらえれば大丈夫です。
※出題される可能性がかなり低いような知識をたくさん載せている一問一答の問題集もありますので、注意して下さい。
詳説世界史学習ノート世界史B
学校の副読本として使用されることもある、教科書の内容をまとめたノート形式の参考書です。
知識全体のアウトプットのための問題集として使えるだけでなく、地図問題や写真を使用した問題も含まれているため、知識の幅が広がります。
こちらも5周ぐらいは解いて、知識の定着をはかってください。
3つの参考書を紹介したのですが、ナビゲーター世界史をメインの参考書として、他の2冊で知識の定着や、知識の穴を埋めるというイメージです。受験世界史の勉強法の大前提は、無駄な知識に時間をつかわないということです。本日紹介した参考書は受験に必須な知識を最短距離で学ぶことに最適な参考書で、この3種類の参考書を使うだけでほぼすべての大学の最低合格点は取れます。
是非、大学受験中の方は参考にしてくださいね!
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